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2022年11月24日

社会情報課程の分野紹介シリーズ:(1)図書館情報学

社会情報課程の特色の一つとして、複数の学問分野を横断しながら、それらと関連づけて情報について学ぶことができることがあります。今回は、その中で「図書館情報学」の視点から情報をどのように学ぶことができるのかを紹介します。

 図書館は歴史の長きに渡って情報を取り扱う機関として発展してきました。その中で、情報を整理、管理保存する方法、情報を効果的に検索できる方法やそのための技術、情報を人々に提供する方法などを研究する「図書館情報学」が成立しました。現在の図書館が取り扱う情報には電子の情報も含まれ、電子情報を保存するデジタルアーカイブといった取り組みも増えており、そういった仕組みについて学ぶこともできます。このような知識、技術は図書館だけでなく企業など様々な組織でも必要とされています。

 社会にはインターネットといった様々な場所に様々な情報が存在し、利用されています。電子化が進むことで、文字、映像、音声などの「情報=そこにある内容(コンテンツ)」が様々なメディアを横断して流通する状況となっており、現在ではそういった図書館だけでない社会における幅広い情報が研究の対象となっています。

 本課程のこの分野では、現在の情報環境、人々と情報との関わりについて理解を深め、人々が必要とする情報を効果的に利用できることに貢献することを目的としています。

(図書館情報学担当:鎌田 均)

追記:
本学図書館 https://nais.notredame.ac.jp/lib/index.html
  


Posted by ndsi  at 17:48Comments(0)授業報告課程紹介